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2019/06/18 梅雨の時期はもちろん、、 日々の暮らしの中で、 やっかいなもののひとつがカビです。 換気を心がけ、 家の中の湿度を抑えるなど配慮しても、 少し気を許すと、 発生してしまうケースもあるものです。 住まいの中で、まず気になるところといえば、 バスルームや洗面、トイレなどの水まわりです。 窓を開けたり換気扇を回すなどしても、 湿気がたまってしまう場所です。 また、クローゼットや納戸など、 空気が循環しにくい空間も要注意です。 扉も閉め切りがちの狭いスペースでは 湿気もたまりやすく、カビも生えやすいものです。 これらの場所に取り入れられる 設備機器や建材商品には、 カビの発生を抑える、さまざまな提案がみられます。 メーカー独自の素材や加工技術などによって、 細かな工夫が施されているものも増えてきているので、 選ぶ際には、性能やデザインだけでなく、 日々のメンテナンスを楽にする技術も 重視することが大切です。 ◆システムバスのカビ対策 ●排水口 システムバスでカビが気になる場所のひとつが、 洗い場の排水口です。 最近のシステムバス商品は、 排水口のヘアキャッチャー部分に工夫を施し、 お手入れしやすく、 ゴミの処理も簡単なものが一般的です。 排水口まわりなども凹凸を少なくし、 汚れがたまりにくい形状となっていますし、 抗菌・防カビ効果を持つ樹脂などを用いて ぬめりやカビ汚れの増殖を抑えたタイプもあります。 また、浴槽の排水口まわりも すっきりとした形状として、 汚れや水アカがたまらないようにした 製品もみられます。 ●内装材 システムバスの床材は、 表面の形状や処理加工に工夫することで、 水分が残りにくく、 早く乾くタイプが一般的になってきています。 また、壁や天井の部材の目地をなくしたり、 形状に工夫するなどして、 汚れや水アカが溜まらないようにしたものなども みられます。 ●カウンター カウンターも汚れがつきやすい部分です。 裏側や奥の部分のお手入れがしやすいように、 壁や浴槽と離れたデザインとなっていたり、 カウンターを取り外すことができる商品もあります。 凸凹のないすっきりとしたデザインも増えています。 ●出入口扉の形状 システムバスの出入口扉では、 カビの発生、浸透を抑えたパッキンを採用したり、 ゴムパッキンをそのものを 無くしたタイプもみられます。 また、汚れがたまりやすい扉の下の換気口のガラリを 外して洗えることができるもの、 換気口をドア枠の上部や横に設けるなどの 工夫を施した商品もあります。 扉の形状がすっきりすることで、 埃や汚れも付きにくく、 カビも発生を抑えることが可能でしょう。 ◆洗面化粧台のカビ対策 ●排水口 洗面化粧台もシステムバスと同様に、 排水口まわりの工夫が多くみられます。 ピンク色の汚れなどがたまりやすい フチの隙間をなくしたり、 形状に工夫を施して水アカなどの 掃除のしやすいものがあります。 簡単に取り外すことができ、 お手入れも簡単なヘアキャッチャーを 取り入れた商品も揃っています。 ●水栓金具まわり 水栓金具の根元に水がたまることで、 発生する水アカやヌメリなどを防ぐ 工夫が多くみられます。 水がたまらないように 水栓金具を立ち上がりの壁面に設置したもの、 ミラーキャビネット下に組み込まれたタイプなども。 その他、水アカをはじく素材のボウルを取り入れたり、 ボウルとカウンターなどを 継ぎ目のない一体成型としたものであれば、 汚れもたまりにくく、 カビも抑えることができるでしょう。 ◆トイレのカビ対策 ●便器や便座のフチ トイレでは、カビなどの発生の原因となる汚れが たまりやすい便器や便座のフチを無くしたものが 増えてきています。 表面加工や素材に工夫を施すなどして、 掃除のしやすいタイプも多くみられます。 全体的に凸凹を無くし、 すっきりとした形状なのも特徴でしょう。 メーカーによっては、イオンや除菌水などで、 汚れの付着を抑制する商品もみられます。 ◆調湿や通風に配慮した居室空間に用いる建材 ●調湿性のある壁材 水まわりだけでなく、居室空間でも湿度が高ければ、 カビの心配もあるものです。 快適な空間を生み出す調湿作用を持つ内装材なども 注目されており、機能性の高いタイル、 塗壁や珪藻土などの自然素材、 壁クロスにも調湿機能を持つタイプなどが 揃っています。 商品や素材ごとに性能は異なるので、 取り入れる空間、 環境に合わせて選ぶことが大切でしょう。 ●室内に風を通すルーバーやランマ付の扉 室内の空気がよどまないように、 効果的に通風が可能な室内扉や建材も揃っています。 ルーバーなどを取り入れた扉や 開閉機能を持つランマ付ドアなど、 扉本体を開けなくても、 新鮮な風を取り込むことが可能なタイプなどが みられます。 洗面室や納戸だけでなく、 プライベートな空間でも取り入れることができる デザインの商品も増えてきました。 また、使い方に合わせて開閉し、 風を通しやすい引き戸タイプの室内扉の 商品バリエーションも豊富になってきています。 ◆調湿や脱臭に配慮したクロゼットや収納 ●壁装材 空気が循環しにくいクロゼットや納戸、 収納スペースなどにもカビは生えやすいものです。 建材メーカーからは、湿気を吸収・放出し、 収納内部をさわやかに保つ調湿建材、 消臭効果やホルムアルデヒド吸着性能などを持つ 収納・押入ボードなども提案されています。 これらの建材を取り入れたシステム収納なども みられます。 ●カビ菌や臭いを抑制 靴などを収納する玄関システム収納には、 イオンなどによって脱臭効果や 付着カビ菌を抑制する機能を搭載したタイプも みられます。 玄関収納内を清潔に保つことができるでしょう。 設備機器や建材など、 カビの発生を抑えることができる工夫は、 見た目ではなかなか分からない技術も多いものです。 商品を検討する際には、 必ずショールームで確認することにしましょう。 具体的な性能や効果、メリットなど、 ショールームアドバイザーに説明を求め、 しっかりと理解しておくことが大切です。 それでは、また。 関連記事 - この記事を読んだ方はこちらも読まれています! 生命保険の見直しのポイント!! 「フラット35の諸費用ローンと諸費用組みの違い」 今さら聞けない!? 「住宅ローンのボーナス払いのメリットとデメリット」 ~洗濯物を干す場所~ 「住宅ローン年収のベストな割合」 「部屋の配色による心理効果」 「シューズインクローゼット」 ≪前の記事 次の記事≫
梅雨の時期はもちろん、、
日々の暮らしの中で、
やっかいなもののひとつがカビです。
換気を心がけ、
家の中の湿度を抑えるなど配慮しても、
少し気を許すと、
発生してしまうケースもあるものです。
住まいの中で、まず気になるところといえば、
バスルームや洗面、トイレなどの水まわりです。
窓を開けたり換気扇を回すなどしても、
湿気がたまってしまう場所です。
また、クローゼットや納戸など、
空気が循環しにくい空間も要注意です。
扉も閉め切りがちの狭いスペースでは
湿気もたまりやすく、カビも生えやすいものです。
これらの場所に取り入れられる
設備機器や建材商品には、
カビの発生を抑える、さまざまな提案がみられます。
メーカー独自の素材や加工技術などによって、
細かな工夫が施されているものも増えてきているので、
選ぶ際には、性能やデザインだけでなく、
日々のメンテナンスを楽にする技術も
重視することが大切です。
◆システムバスのカビ対策
●排水口
システムバスでカビが気になる場所のひとつが、
洗い場の排水口です。
最近のシステムバス商品は、
排水口のヘアキャッチャー部分に工夫を施し、
お手入れしやすく、
ゴミの処理も簡単なものが一般的です。
排水口まわりなども凹凸を少なくし、
汚れがたまりにくい形状となっていますし、
抗菌・防カビ効果を持つ樹脂などを用いて
ぬめりやカビ汚れの増殖を抑えたタイプもあります。
また、浴槽の排水口まわりも
すっきりとした形状として、
汚れや水アカがたまらないようにした
製品もみられます。
●内装材
システムバスの床材は、
表面の形状や処理加工に工夫することで、
水分が残りにくく、
早く乾くタイプが一般的になってきています。
また、壁や天井の部材の目地をなくしたり、
形状に工夫するなどして、
汚れや水アカが溜まらないようにしたものなども
みられます。
●カウンター
カウンターも汚れがつきやすい部分です。
裏側や奥の部分のお手入れがしやすいように、
壁や浴槽と離れたデザインとなっていたり、
カウンターを取り外すことができる商品もあります。
凸凹のないすっきりとしたデザインも増えています。
●出入口扉の形状
システムバスの出入口扉では、
カビの発生、浸透を抑えたパッキンを採用したり、
ゴムパッキンをそのものを
無くしたタイプもみられます。
また、汚れがたまりやすい扉の下の換気口のガラリを
外して洗えることができるもの、
換気口をドア枠の上部や横に設けるなどの
工夫を施した商品もあります。
扉の形状がすっきりすることで、
埃や汚れも付きにくく、
カビも発生を抑えることが可能でしょう。
◆洗面化粧台のカビ対策
洗面化粧台もシステムバスと同様に、
排水口まわりの工夫が多くみられます。
ピンク色の汚れなどがたまりやすい
フチの隙間をなくしたり、
形状に工夫を施して水アカなどの
掃除のしやすいものがあります。
簡単に取り外すことができ、
お手入れも簡単なヘアキャッチャーを
取り入れた商品も揃っています。
●水栓金具まわり
水栓金具の根元に水がたまることで、
発生する水アカやヌメリなどを防ぐ
工夫が多くみられます。
水がたまらないように
水栓金具を立ち上がりの壁面に設置したもの、
ミラーキャビネット下に組み込まれたタイプなども。
その他、水アカをはじく素材のボウルを取り入れたり、
ボウルとカウンターなどを
継ぎ目のない一体成型としたものであれば、
汚れもたまりにくく、
カビも抑えることができるでしょう。
◆トイレのカビ対策
●便器や便座のフチ
トイレでは、カビなどの発生の原因となる汚れが
たまりやすい便器や便座のフチを無くしたものが
増えてきています。
表面加工や素材に工夫を施すなどして、
掃除のしやすいタイプも多くみられます。
全体的に凸凹を無くし、
すっきりとした形状なのも特徴でしょう。
メーカーによっては、イオンや除菌水などで、
汚れの付着を抑制する商品もみられます。
◆調湿や通風に配慮した居室空間に用いる建材
●調湿性のある壁材
水まわりだけでなく、居室空間でも湿度が高ければ、
カビの心配もあるものです。
快適な空間を生み出す調湿作用を持つ内装材なども
注目されており、機能性の高いタイル、
塗壁や珪藻土などの自然素材、
壁クロスにも調湿機能を持つタイプなどが
揃っています。
商品や素材ごとに性能は異なるので、
取り入れる空間、
環境に合わせて選ぶことが大切でしょう。
●室内に風を通すルーバーやランマ付の扉
室内の空気がよどまないように、
効果的に通風が可能な室内扉や建材も揃っています。
ルーバーなどを取り入れた扉や
開閉機能を持つランマ付ドアなど、
扉本体を開けなくても、
新鮮な風を取り込むことが可能なタイプなどが
洗面室や納戸だけでなく、
プライベートな空間でも取り入れることができる
デザインの商品も増えてきました。
また、使い方に合わせて開閉し、
風を通しやすい引き戸タイプの室内扉の
商品バリエーションも豊富になってきています。
◆調湿や脱臭に配慮したクロゼットや収納
●壁装材
空気が循環しにくいクロゼットや納戸、
収納スペースなどにもカビは生えやすいものです。
建材メーカーからは、湿気を吸収・放出し、
収納内部をさわやかに保つ調湿建材、
消臭効果やホルムアルデヒド吸着性能などを持つ
収納・押入ボードなども提案されています。
これらの建材を取り入れたシステム収納なども
●カビ菌や臭いを抑制
靴などを収納する玄関システム収納には、
イオンなどによって脱臭効果や
付着カビ菌を抑制する機能を搭載したタイプも
玄関収納内を清潔に保つことができるでしょう。
設備機器や建材など、
カビの発生を抑えることができる工夫は、
見た目ではなかなか分からない技術も多いものです。
商品を検討する際には、
必ずショールームで確認することにしましょう。
具体的な性能や効果、メリットなど、
ショールームアドバイザーに説明を求め、
しっかりと理解しておくことが大切です。
それでは、また。