広島の注文住宅 ㈱ダイイチ建築事務所 お住まいをお探しなら 「物件ひろば」 住宅ローンの相談なら 「あなたの街の相談窓口」
営業時間/9:00〜18:00
2019/09/24 ――――――――――――――――――――――――――――― ■ 今週のTOPIC 「タンクレストイレのメリットとデメリット」 ――――――――――――――――――――――――――――― 家族が日々使用するトイレは、 身近な設備機器のひとつです。 住宅用のトイレには、 いくつかのタイプがありますが、 タンクの有無によって、 タンク式とタンクレスに 分けることができます。 タンク式とは、便器と便座、 水をためておくタンクを 組み合わせたものです。 タンクレストイレは、 タンクは用いず、 便器と便座のみのタイプです。 家づくりの際には、 便器と便座を組み合わせたタンク式と タンクレストイレと どちらを選ぶか悩む方も多いでしょう。 最近では、 各メーカーからさまざまな工夫を施した タンクレストイレ商品も提案されており、 タンクレスを検討するケースも 増えてきているようです。 それぞれに メリットデメリットがあるので、 特徴を理解して選ぶことが大切です。 ◆タンクレストイレ、5つのメリット ①連続して水を流すことが可能 一般的にタンク式トイレの場合、 タンクに貯めた水を利用するので、 水が貯まるまで洗浄することができませんが、 タンクレスの場合、水道直結方式なので、 連続して水を流すことが可能です。 ②節水機能も高い メーカーや商品にもよりますが、 タンク式に比べ節水性を高めた 商品がみられます。 各メーカー独自の技術を取り入れ、 少ない水で汚物を排出可能なタイプが 揃っています。 ③空間が広々とする タンクがないため、 空間を広く使うことができるのも特徴です。 タンク分の奥行が広がり、 高さもないので、 限られたスペースでも設置しやすいでしょう。 ④インテリア性が高い タンクレストイレの デザイン性は高まっており、 各メーカーから形状やカラ―に こだわったタイプが提案されています。 モノトーン系の色合いや 便蓋にカラーバリエーションを 揃えたものまで、 選び方によって、 心地よく個性的な空間づくりが 楽しめるでしょう。 ⑤すっきりとしているので、掃除がしやすい タンクが無く、 機器自体の凸凹や継ぎ目などが少ないので、 掃除がしやすいのもメリットです。 すっきりしているので、 空間の床や壁の掃除などもしやすいでしょう。 ◆タンクレストイレ、5つのデメリット ①手洗い器が必要になる タンク式の場合、 手洗い付きのタンクを選べば、 別に手洗い器を設けなくても 不便はありません。 しかし、タンクレスの場合は 設置する必要があります。 メーカーや商品によっては、 便器とトータルにコーディネートできる 手洗い器付きの収納キャビネット、 空間を有効に使用できる タンクレス専用の手洗器を揃えている タイプもみられます。 ②温水洗浄便座だけを取り替えられない タンクレストイレは、便座一体型なので、 便座だけを取り替えることができません。 ③停電時の使い勝手に注意 タンク式と異なり、 洗浄水は電気が無いと流れません。 停電時には手動などで流すことになりますが、 水を補充する必要があります。 商品によっては、 乾電池などで 動かすことができるタイプもあります。 ④水圧を事前に確認する必要も タンクレスでも、 一般のタンク式と同じ条件での使用が 可能なタイプが揃っていますが、 リフォームの場合など、 条件によっては難しいケースもあります。 設置できるかどうか、 事前に設計担当者に 確認するようにしましょう。 ⑤タンク式に比べると価格が高い メーカーや商品、 搭載されている機能や性能によりますが、 一般的に、タンク式トイレに比べて 価格の高い商品が多いでしょう。 ただ、タンク式でも 高機能の温水洗浄便座を 組み合わせるなどすれば、 価格は高くなり、 低価格のタンクレスと変わらない、 もしくは高い場合もみられます。 ◆タンクレストイレのプランニングの注意点 タンクレストイレを取り入れる場合は、 便器と同時に手洗器のプランを 検討することがポイントです。 トイレ内での動き方を考慮して、 それぞれのレイアウトを検討することが 大切です。 また、プランニングにもよりますが、 タンク式に比べると 壁面が広く感じることがあります。 壁紙の用い方など、 個性的なコーディネートを 楽しむこともできます。 タンクレストイレに限りませんが、 最近では、リフォーム向けの商品も 増えてきています。 一日程度で交換も可能なトイレなど 揃っているので、 条件に合わせて取り入れてみても いいでしょう。 ◆ショールームで実物の確認を トイレ機器を選ぶ際には、 必ずショールームで確認することが基本です。 最新の機器だけでなく、 トイレスペースの中でのボリュームなどを 確認できるような空間展示としたり、 実際に水の流れなどを確認できるコーナーを 設けたショールームも増えてきています。 各メーカーそれぞれ特徴があるので、 実際座ってみたり、操作するなどして、 水の流れ方や洗浄方法、 掃除のしやすさなどを チェックするようにしましょう。 また、ショールームによっては、 実際のトイレに新商品を 設置している場合もあります。 機会があれば使用し、 新しい性能や機能の使い勝手を 確認するのもおすすめです。 それでは、また!! 関連記事 - この記事を読んだ方はこちらも読まれています! 「住宅ローンのボーナス払いのメリットとデメリット」 「住宅ローンを借り換えるメリット」 意外と知らない階段の種類と特徴 「小さい子供がいる家づくり」 フラット35、金利を引き下げ! リビングをオシャレにしたい! 玄関の鍵をキーレスにしてみませんか? シューズインクローゼットの失敗しないコツ ≪前の記事 次の記事≫
―――――――――――――――――――――――――――――
■ 今週のTOPIC 「タンクレストイレのメリットとデメリット」
家族が日々使用するトイレは、
身近な設備機器のひとつです。
住宅用のトイレには、
いくつかのタイプがありますが、
タンクの有無によって、
タンク式とタンクレスに
分けることができます。
タンク式とは、便器と便座、
水をためておくタンクを
組み合わせたものです。
タンクレストイレは、
タンクは用いず、
便器と便座のみのタイプです。
家づくりの際には、
便器と便座を組み合わせたタンク式と
タンクレストイレと
どちらを選ぶか悩む方も多いでしょう。
最近では、
各メーカーからさまざまな工夫を施した
タンクレストイレ商品も提案されており、
タンクレスを検討するケースも
増えてきているようです。
それぞれに
メリットデメリットがあるので、
特徴を理解して選ぶことが大切です。
◆タンクレストイレ、5つのメリット
①連続して水を流すことが可能
一般的にタンク式トイレの場合、
タンクに貯めた水を利用するので、
水が貯まるまで洗浄することができませんが、
タンクレスの場合、水道直結方式なので、
連続して水を流すことが可能です。
②節水機能も高い
メーカーや商品にもよりますが、
タンク式に比べ節水性を高めた
商品がみられます。
各メーカー独自の技術を取り入れ、
少ない水で汚物を排出可能なタイプが
揃っています。
③空間が広々とする
タンクがないため、
空間を広く使うことができるのも特徴です。
タンク分の奥行が広がり、
高さもないので、
限られたスペースでも設置しやすいでしょう。
④インテリア性が高い
タンクレストイレの
デザイン性は高まっており、
各メーカーから形状やカラ―に
こだわったタイプが提案されています。
モノトーン系の色合いや
便蓋にカラーバリエーションを
揃えたものまで、
選び方によって、
心地よく個性的な空間づくりが
楽しめるでしょう。
⑤すっきりとしているので、掃除がしやすい
タンクが無く、
機器自体の凸凹や継ぎ目などが少ないので、
掃除がしやすいのもメリットです。
すっきりしているので、
空間の床や壁の掃除などもしやすいでしょう。
◆タンクレストイレ、5つのデメリット
①手洗い器が必要になる
タンク式の場合、
手洗い付きのタンクを選べば、
別に手洗い器を設けなくても
不便はありません。
しかし、タンクレスの場合は
設置する必要があります。
メーカーや商品によっては、
便器とトータルにコーディネートできる
手洗い器付きの収納キャビネット、
空間を有効に使用できる
タンクレス専用の手洗器を揃えている
タイプもみられます。
②温水洗浄便座だけを取り替えられない
タンクレストイレは、便座一体型なので、
便座だけを取り替えることができません。
③停電時の使い勝手に注意
タンク式と異なり、
洗浄水は電気が無いと流れません。
停電時には手動などで流すことになりますが、
水を補充する必要があります。
商品によっては、
乾電池などで
動かすことができるタイプもあります。
④水圧を事前に確認する必要も
タンクレスでも、
一般のタンク式と同じ条件での使用が
可能なタイプが揃っていますが、
リフォームの場合など、
条件によっては難しいケースもあります。
設置できるかどうか、
事前に設計担当者に
確認するようにしましょう。
⑤タンク式に比べると価格が高い
メーカーや商品、
搭載されている機能や性能によりますが、
一般的に、タンク式トイレに比べて
価格の高い商品が多いでしょう。
ただ、タンク式でも
高機能の温水洗浄便座を
組み合わせるなどすれば、
価格は高くなり、
低価格のタンクレスと変わらない、
もしくは高い場合もみられます。
◆タンクレストイレのプランニングの注意点
タンクレストイレを取り入れる場合は、
便器と同時に手洗器のプランを
検討することがポイントです。
トイレ内での動き方を考慮して、
それぞれのレイアウトを検討することが
大切です。
また、プランニングにもよりますが、
タンク式に比べると
壁面が広く感じることがあります。
壁紙の用い方など、
個性的なコーディネートを
楽しむこともできます。
タンクレストイレに限りませんが、
最近では、リフォーム向けの商品も
増えてきています。
一日程度で交換も可能なトイレなど
揃っているので、
条件に合わせて取り入れてみても
いいでしょう。
◆ショールームで実物の確認を
トイレ機器を選ぶ際には、
必ずショールームで確認することが基本です。
最新の機器だけでなく、
トイレスペースの中でのボリュームなどを
確認できるような空間展示としたり、
実際に水の流れなどを確認できるコーナーを
設けたショールームも増えてきています。
各メーカーそれぞれ特徴があるので、
実際座ってみたり、操作するなどして、
水の流れ方や洗浄方法、
掃除のしやすさなどを
チェックするようにしましょう。
また、ショールームによっては、
実際のトイレに新商品を
設置している場合もあります。
機会があれば使用し、
新しい性能や機能の使い勝手を
確認するのもおすすめです。
それでは、また!!